魔法使いの嫁

公式
http://mahoyome.jp/

キャスト
羽鳥チセ：種崎敦美
エアリス・エインズワース：竹内良太
ルツ：内山昂輝
シルキー：遠藤綾
アンジェリカ・バーレイ：甲斐田裕子
サイモン・カラム：森川智之
セス・ノエル：諏訪部順一
リンデル：浪川大輔
ミハイル・レンフレッド：日野聡
アリス：田村睦心
ティターニア：大原さやか
オベロン：山口勝平
カルタフィルス：村瀬歩

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「愚か者め！！」

丘を荒らすものが現れると、大嵐がおこり、雷に照らされた岩陰から何百ものスプリガンが表れ、巨大化し威嚇する。
ケルト人に滅ぼされたフォモール人、若くはコーンウォールの巨人の幽霊とも言われるスプリガン。
その語源は、「幽霊」「魂」を意味するスピリットSpiritに連なる。

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シルキー（Silky）は、イングランドの伝承で語られる女の亡霊、若くは妖精。
シルキーは灰色か白のシルクのドレスを纏い、動く度に衣擦れの音を立てるため、シルキー（絹女給）と呼ばれる。
おおむね有能で真面目、敏腕で、炊事洗濯はもとより、掃除片付け、果ては暖炉の火入れや屋敷の見回りまで行ってくれる。
だが、怒らせてしまうと嫌がらせをしたり怖がらせたりしてその家から住人を追い出してしまうと言う。

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何世紀にも続く旧家や大金持ちの家に現れる女の妖精・シルキー
大勢の召使いが一生懸命働いている中に、顔は見たことがあるのにどうしても名前が思い出せない女性がひとりか二人はいる。誰に聞いてもその正体が分からない、その女こそシルキーである。
妖精でありながら、妖精であると気づかれることの少ない、希有な存在。あまりに自然に人々の中へとけ込み、誰かが怪訝に思ったときには既に姿を消しているので、誰もその正体をつかむことができない。

シルキーがブラウニーのような家事妖精たちと大きく違うのは、家事妖精（ブラウニー、ゴブリン）たちが人間からの見返りを求めるのに対し、シルキーは何も求めないと言うこと。
その代わり、彼女らは自分から出て行くことはない。住民がどんなに迷惑に思っても、勝手に居座り、勝手に世話をし続ける。
それ故にシルキーを怒らせると、住民の方が追い出されることになる。

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